こちらは、竹の一重切の花入になります。 作者は、谷村丹後さんです。 シミ竹の花入で、見た目なども味わいのある花入になっています。 掛ける部分の穴も付いています。 口の部分の竹も割れていません。 書付は、大徳寺三玄院塔頭の長谷川寛州老師です。 銘は「瑞雲」になっていて、おめでたい銘になっています。 側面に乾燥による縦割れがありますが、ご使用にあたっては問題ありません。画像でご確認くださいませ。 中の落としも竹製になっています。 大きさは、一重切花入本体の横幅が計測地点で約9.7cm、高さが約29cmで付属品は共箱です。 自然の物ですので、多少のシミなどがありますが、普段のお稽古から月釜や研修会などの機会には、まだまだ十分にお使い頂けると思います。